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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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| 目次 | 索引 |
複数のシャドウ・セットで回復操作 (すなわちマージまたはコピー) が必要な場合,シャドウ・セットは優先順位の高いものから低いものの順に回復されます。優先順位の設定はシステム固有です。したがって,あるシステム上で優先順位を変更しても,クラスタ全体には通知されません。また,システムをリブートするとクリアされます。
一度この修飾子をマウントされている仮想ユニットに適用すると,以降の DISMOUNT と MOUNT コマンドでもこの設定がそのまま有効になります。
指定されるコストの有効な範囲は,1 〜 65,535 単位です。
シャドウイング・ドライバは,個々のシャドウ・セット・メンバが最初にマウントされるときに,省略時の READ_COST の値を割り当てます。省略時の値は,装置のタイプと,それをマウントしているシステム内での構成によって異なります。次のリストでは,省略時の READ_COST の割り当てコストが小さい順に,装置のタイプを示します。
/READ_COST 修飾子が指定する値は,省略時の割り当てを無効にします。シャドウイング・ドライバは,シャドウ・セット・メンバの現在のキューの深さの値を READ_COST 値に加え,最も小さい値のメンバから読み込みを行います。
クラスタを構成するシステムは,各シャドウ・セット・メンバにそれぞれ異なるコストを割り当てることができます。
この修飾子でシャドウ・セット・メンバではなくシャドウ・セット (DSAn:) が指定されている場合, /READ_COST 修飾子は,すべてのシャドウ・セット・メンバの読み込みコスト設定を,シャドウイング・ソフトウェアによって自動的に決定されている省略時の読み込みコスト設定に戻します。指定されたシャドウ・セットは,コマンドを実行するシステムにマウントされていなければなりません。
/ALL を指定するときには,/READ_COST に値を指定することはできません。
/SITE コマンド修飾子が指定されている場合,シャドウイング・ドライバは,省略時のREAD_COST 値を割り当てるときに,サイト値を考慮に入れます。ある装置が "リモート位置にある直接接続された装置" のカテゴリに分類されるかどうかをシャドウイング・ソフトウェアが判断するためには,シャドウ・セットおよび シャドウ・セット・メンバの両方に /SITE コマンド修飾子を適用する必要があることに注意してください。
サイト 1 にあるシステムのシャドウ・セットに対して要求された読み込みは,同じサイト 1 にあるシャドウ・セット・メンバに対して実行されます。サイト 2 にある同じシャドウ・セットに対して要求された読み込みは,サイト 2 にあるメンバから読み込むことができます。
複数のシステムにマウントされているシャドウ・セットでコピー操作またはマージ操作が必要な場合, OpenVMS Volume Shadowing は,全シャドウ・セット・メンバへのローカル接続を持つシステム上でこの作業を実行しようとします。各システムは,MSCP でサービスされる各シャドウ・セット・メンバに対して測定されたペナルティ (遅延時間) によって格付けされています。ローカル・メンバに対しては遅延が加算されないため, 1 つ以上のメンバが MSCP でサービスされているシステムよりも,すべてのシャドウ・セット・メンバにローカルにアクセスできるシステムのほうが,この作業を実行するのに適しています。
/ALL も指定されている場合,指定された遅延は現在マウントされているすべてのシャドウ・セットに適用されます。
詳細は,『Volume Shadowing for OpenVMS 説明書』を参照してください。
リセットされて 0 になるカウンタは,次のとおりです。
HBMM Reset Count
Copy Hotblocks
Copy Collisions
SCP Merge Repair Cnt
APP Merge Repair Cnt
HBMM Reset Count は,HBMM Reset Threshold を超えた回数,つまり,ビットマップがリセットされた回数の合計です (このしきい値は, /POLICY 修飾子の RESET_THRESHOLD キーワードで設定されます)。詳細は,『Volume Shadowing for OpenVMS 説明書』を参照してください。
SHADOW_SITE_ID システム・パラメータは,シャドウ・セットの省略時のサイト位置を定義します。 /SITE 修飾子を使用して,シャドウ・セットの省略時の位置を無効にすることができます。
n で表現されるサイト位置の有効な範囲は1 〜 255 です。
/ALL を指定すると,すべての仮想ユニットに新しい値が割り当てられます。シャドウ・セットのメンバ・サイト値は変わりません。
この修飾子を適用すると,設定は SET SHADOW/SITE コマンドを使用して変更するまでそのままです。
この修飾子を使用すると,各シャドウ・セット・メンバとシャドウ・セットに /SITE 修飾子を指定している場合に,システムに物理的にローカルなメンバが読み込みの優先ディスクとなるので,読み込み性能が向上します。ファイバ・チャネル構成では,異なるサイトのシャドウ・セット・メンバが,システムに直接接続されます。ボリューム・シャドウイングおよび OpenVMS Cluster ソフトウェアでは,マルチサイトのファイバ・チャネル構成でのローカルとリモートの区別はありません。
/NOSTALL=WRITES[=nnn] を指定すると nnn 秒後にロックが解除され,シャドウ・セットで書き込み処理が続行されます。
| #1 |
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$ ! Command sequence used on system 1 at site 1: $ MOUNT/SYSTEM DSA0:/SHADOW=($1$DGA0:,$1$DGA1:) TEST $ SET SHADOW/SITE=1 DSA0: $ ! $ ! Command sequence used on system 2 at site 2: $ MOUNT/SYSTEM DSA0:/SHADOW=($1$DGA0:,$1$DGA1:) TEST $ SET SHADOW/SITE=2 DSA0: $ ! $ ! Commands used on both system 1 and system 2: $ SET SHADOW/SITE=1 $1$DGA0: $ SET SHADOW/SITE=2 $1$DGA1: |
この例では,サイト 1 にあるシステムは,そのサイトにある $1$DGA0 から読み込みを実行します。これに対して,サイト 2 にあるシステムは,サイト 2 にある $1$DGA1 から読み込みを実行します。
| #2 |
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$ SET SHADOW DSA1: /POLICY=HBMM= - _$ (MASTER_LIST=(NODE1,NODE2,NODE3), COUNT=2, - _$ RESET_THRESHOLD=75000) |
このコマンドは,シャドウ・セット DSA1: に対する HBMM ポリシーを定義します。ポリシーでは,3 台のシステムのうち 2 台まで HBMM マスタ・ビットマップを持つことができることを指定しています。 DSA1: で 75000 ブロックが変更されると,HBMM ビットマップはすべてゼロ・クリアされます。
| #3 |
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$ SET SHADOW /POLICY=HBMM=(MASTER_LIST= - _$ (NODE1,NODE2,NODE3), RESET_THRESHOLD=75000, COUNT=2) - _$ /NAME=HONESTY_IS_BEST |
このコマンドは,名前付きポリシー HONESTY_IS_BEST を定義します。このポリシーは,すべてのクラスタ・メンバで利用できますが,特定のシャドウ・セットには適用されていません。
| #4 |
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$ SET SHADOW DSA1: /POLICY=HBMM=HONESTY_IS_BEST |
このコマンドは,名前付きポリシー HONESTY_IS_BEST をシャドウ・セット DSA1 に関連付けます。
| #5 |
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$ SET SHADOW /POLICY=HBMM=( - _$ (MASTER_LIST=(NODE1,NODE2,NODE3), COUNT=2), - _$ (MASTER_LIST=(NODE4,NODE5,NODE6), COUNT=2), - _$ RESET_THRESHOLD=150000) - _$ /NAME=POLICY_2 |
このコマンドは,2 つのマスタ・リストを持つ, HBMM の名前付きポリシー POLICY_2 を定義します。
| #6 |
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$ SET SHADOW DSA2: /POLICY=HBMM=POLICY_2 |
このコマンドは,名前付きポリシー POLICY_2 をシャドウ・セット DSA2 に関連付けます。
| #7 |
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$ SET SHADOW /POLICY=HBMM /DELETE /NAME=POLICY_2 |
このコマンドは,名前付きポリシー POLICY_2 を削除します。 SET SHADOW DSAn: /POLICY=HBMM=POLICY_2 コマンドを実行して POLICY_2 の属性を取得したシャドウ・セットには影響がない点に注意してください。名前付きポリシーに対して行った変更は,以前の版の名前付きポリシーの特性を割り当てたマウント済みのシャドウ・セットにさかのぼって影響することはありません。
| #8 |
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$ SET SHADOW DSA1: /POLICY=HBMM /DELETE |
このコマンドは,既存の HBMM ポリシーを DSA1: から削除します。この HBMM ポリシーが DSA1: で有効になっている場合は,まず以下のコマンドを実行して,削除の前にポリシーを無効にする必要があります。
$ SET SHADOW DSA1: /DISABLE=HBMM
| #9 |
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$ SET SHADOW /DEMAND_MERGE/CONFIRM Allow merge of _DSA721:? [N]:y Allow merge of _DSA850:? [N]: TRUE Allow merge of _DSA1010:? [N]:N $ |
この例では,DSA721: と DSA850: でマージ操作を開始しますが, DSA1010: では開始しません。
| #10 |
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$ SET SHADOW DSA1/POLICY=HBMM=(MASTER=*,COUNT=12,MULTIUSE=12,DISMOUNT=1) |
この例では, 12 のすべてのビットマップがマルチユース・ビットマップとして使用できるというポリシーが設定されます。 DISMOUNT/POLICY=MINICOPY コマンドを実行すると, 1 つのミニマージ・ビットマップがマルチユース・ビットマップに変換されます。 MINICOPY コマンドでこのマルチユース・ビットマップを使用して,ディスマウントしたメンバをシャドウ・セットに追加することができます。すなわち,シャドウ・セット・メンバの自動削除時に 12 のビットマップが使用でき,シャドウ・セット・メンバの手動削除時に 1 つのビットマップが使用できることを指定しています。
| #11 |
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$SET SHADOW DSA42 /STALL=WRITES |
この例では,SHADOW_MBR_TMO 秒の間,シャドウ・セットで書き込みが延期されます。
| #12 |
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$SET SHADOW DSA42 /STALL=WRITES=60 |
この例では,60 秒の間,シャドウ・セットで書き込みが延期されます。
| #13 |
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$SET SHADOW DSA42 /NOSTALL=WRITES=30 |
この例では,30 秒の間,シャドウ・セットで書き込みが延期されます。
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