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HP OpenVMS Systems
Documentation




日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS

日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS
システム管理者ガイド


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11.1.4 使用不能な raw TCP/IP プリンタについての NOT_READY 警告メッセージ

raw TCP/IP 接続を使用するプリンタのキューにジョブを登録した際に,そのプリンタがビジー状態あるいはオフライン状態である場合は,そのプリンタについて NOT_READY 警告メッセージが表示されます。プリンタがビジー状態にあることが確実である場合は,このメッセージを無視することができます。 DCPS は,プリンタがビジー状態であるか,オフライン状態であるか,その他の理由により使用不能であるかを区別することができません。

11.1.5 LPD キューの停止とジョブの保留

LPD 接続を使用する DCPS キューをセットアップし,プリンタに対して誤った内部キュー名を指定した場合,あるいは必要な内部キュー名の指定を省略した場合,キューに登録した印刷ジョブは保留され,キューが停止します。また,次のメッセージが表示されます。


    %DCPS-F-LPDTERMINATED, LPD connection abnormally terminated 
    -DCPS-I-JOB_ID, for job S (queue SNOBALL, entry 866) on SNOBALL 
 
    %%%%%%%%%%%  OPCOM  19-SEP-2003 12:12:48.88  %%%%%%%%%%% 
    Message from user SYSTEM on FUNYET 
    Queue SNOBALL: %DCPS-F-LPDTERMINATED, LPD connection abnormally terminated 

プリンタ,ネットワーク・インタフェース・カード,プリント・サーバ,またはターミナル・サーバのドキュメントをチェックして,正しい内部キュー名を調べてください。 LPD キューの作成については,本書の 第 3.3.2.2 項 を参照してください。

注意

大半のプリンタでは, LPD プリント・キューを作成する際に内部キュー名を指定する必要はありません。

誤った内部キュー名や内部キュー名の指定漏れが最も考えられる原因ですが,このエラーは,プリンタやリモート・ホスト上のライン・プリンタ・デーモン (LPD) が接続を確立したが,何らかの理由でプリント・ジョブが拒否された場合にも発生します。

11.2 PrintServerプリンタで印刷できないときの処置

ここに示す問題解決手順は,PrintServerプリンタで DECprint Supervisor ソフトウェアをインストールするときに発生するエラーを診断するのに役立ちます。

プリンタで印刷が実行されない場合には,OPCOMメッセージを確認してください。問題の原因がただちに判断できない場合には,次の方法でキュー属性を確認してください。

  1. 次のインストラクションを実行し,PrintServer装置キューの名前を指定します。


    $ SHOW QUEUE queue-name/FULL
    


    たとえば,VIPERノードのLPS40$FANGというPrintServer装置キューのキュー属性は次のように表示されます。


    $ SHOW QUEUE LPS40$FANG/FULL
    


    Printer queue LPS40$FANG, on VIPER::FANG, mounted form DCPS$$FORM 
    (stock=DEFAULT) 
        /BASE_PRIORITY=4 /FORM=DCPS$DEFAULT /LIBRARY=DCPS_LIB /OWNER=[SYSTEM] 
        /PROCESSOR=DCPS$SMB /PROTECTION=(S:E,O:D,G:R,W:W) /SCHEDULE=(NOSIZE) 
        /SEPARATE=(FLAG,TRAILER) 
    $ 
    

  2. キュー属性がDCPS$STARTUP.COMに記録されている属性と一致しない場合には,装置キューおよびそのキューを示すすべてのジェネリック・キューを削除してください。その後,DCPS$STARTUP.COMファイルを実行します。DCPS$STARTUPはSYS$STARTUP:に登録されています。次の例を参照してください。


    $ STOP/RESET/QUEUE generic-queue-1
    $ STOP/RESET/QUEUE other-generic-queues
    $ STOP/RESET/QUEUE pserver-name
    $ DELETE/QUEUE generic-queue-1
    $ DELETE/QUEUE other-generic-queues
    $ DELETE/QUEUE pserver-name
    $ @SYS$STARTUP:DCPS$STARTUP    
    


    キュー属性を再度確認してください。キュー属性が正しいのに,ジョブが印刷されない場合には,『 DEC PrintServer Supporting Host Software for OpenVMS Management Guide 』を参照してください。

11.3 シリアル・プリンタで印刷できないときの処置

OPCOMメッセージを調べ,NOTREADYを示すメッセージがプリンタから出力されていないかどうかを確認してください。このメッセージは,プリンタがシステムからの問い合わせを確認できないことを示します。次のことを調べてください。

11.3.1 ローカルに接続されたシリアル・プリンタが印刷を開始しないときの処置

この項の説明は,ローカル・ラインに接続された任意のシリアル・プリンタを対象にしています。

ステップ 1: テスト・ページの印刷

オーナーズ・マニュアルの指示に従って,プリンタのテスト・ページをマニュアル操作で印刷します。

テスト・ページが出力された場合には,ステップ2に進み,プリンタのハードウェア構成とソフトウェア構成を確認してください。プリンタでテスト・ページが出力されない場合には,次の手順でプリンタ・ハードウェアを調べてください。

ステップ2: プリンタのハードウェア構成とソフトウェア構成を確認する

プリンタの構成と,そのプリンタに関係するソフトウェアの設定は同じでなければなりません。設定が一致するかどうかを確認するには,印刷されたサマリ・シートを調べ,ソフトウェアの設定がプリンタの設定と一致するかどうかを確認します。

これらの設定の変更方法については,プリンタのオーナーズ・マニュアルを参照してください。

ターミナル装置のノードで次のコマンドを入力することにより,ターミナル装置属性を確認してください。


$ SHOW TERMINAL device-name[:]

ターミナル装置のノードで次のコマンドを入力することにより,ターミナル装置属性を確認してください。

次の属性を確認してください。

サマリ・シートとターミナルの設定は同じでなければなりません。

プリンタ・インタフェースが異なる速度で動作する場合には,プリンタの設定と装置属性を同じ状態に設定しなければなりません。

プリンタがホストに直接接続されている場合には, DCPS$STARTUP.COMの通信速度の設定を確認してください。実行キュー定義のパラメータP6 に通信速度を入力しなかった場合には,スタートアップ・プロシージャはプリンタの速度を9600ボーに設定します。省略時の設定の変更方法については『 HP OpenVMS DCL Dictionary 』を参照してください。

プリンタがローカル・エリア Ethernet に LAT 装置で接続されている場合には, 第 11.3.3 項 を参照してください。

設定が一致しているのに,ジョブが印刷を実行しない場合には,ステップ3に進んでください。

ステップ3: 通信ソフトウェアを確認する

装置にデータを直接送信することにより,通信機器の動作をテストしてください。この操作を実行するには,キューを一時停止しておかなければなりません ( 第 5.7 節 を参照)。

この操作を実行するには,装置をスプールしないようにしなければなりません。装置がスプールされている場合には,次のコマンドを入力してください。


$ SET DEVICE LTAnnnn:/NOSPOOL

通信設定をテストするには,プリンタにSET HOST/DTEコマンドを入力します。次の例に示すコマンドを使用してください。


$ SET HOST/DTE LTA9092:
Connection established, type ^\ to exit
Ctrl/T
%%[ status: idle ]%%

Ctrl/T を押した後, %%[Status: description]%%という形式でメッセージが出力されます。このメッセージを受信した場合には,プリンタとの接続は正しく確立され,動作していると考えられます。

この種のメッセージが表示されない場合には,次の例に示すコマンドを入力してください。


^\
$ COPY TT: LTA9092:
showpage Ctrl/Z
$

接続が正しければ,プリンタから用紙が排出されるはずです。用紙が排出されない場合には,プリンタとの接続に問題があります。この場合には,通信ケーブルを調べてください。その後,最初の例に示したコマンドを再度実行してください。

COPYコマンドは正しく実行されたものの,SET HOSTコマンドが正しく実行されない場合には,プリンタからホスト・ノードへの通信ケーブルに問題がないかどうかを確認してください。

ステップ4: DCPS$STARTUP.COMを確認する

DCPS$STARTUP.COMファイルがプリント・キューの必要条件を正しく反映しているかどうか,および変更結果がプリンタにとって適切であるかどうかを確認してください。プリンタの実行キューの属性を確認するには,次のコマンドを入力し,プリンタの実行キューの名前を指定します。


$ SHOW QUEUE/FULL exec-queue-name

たとえば,EDENホストのTXA1_LN03Rというプリンタ実行キューの属性は次のように表示されます。


$ SHOW QUEUE/FULL TXA1_LN03R


 Printer queue TXA1_LN03R, on EDEN::TXA1: 
 /BASE_PRIORITY=4 /FORM=DCPS$DEFAULT /LIBRARY=DCPS_LIB /OWNER=[SYSTEM] 
 /PROCESSOR=DCPS$SMB /PROTECTION=(S:E,O:D,G:R,W:W) /SCHEDULE=(NOSIZE) 
 /SEPARATE=(BURST,TRAILER) 
$ 

特に,次のことを確認してください。

キュー属性がDCPS$STARTUP.COMに定義されている値と一致しない場合には,プリンタの実行キューを停止してください。

次に,DCPS$STARTUP.COMファイルを実行してください。次の例を参照してください。


$ @SYS$STARTUP:DCPS$STARTUP

実行キューの属性を再度確認してください。属性が正しいのに,ジョブがまだ印刷を実行しない場合には,ステップ5に進んでください。

ステップ5: キューの論理名を確認する

DCPS$STARTUP.COMファイルでキューに割り当てた省略時のパラメータの値,つまり,実行キュー定義のパラメータP4の値と,ジェネリック・キュー定義のパラメータP3の値を確認してください。


$ SHOW LOGICAL DCPS$queuename_PARAMETER

ステップ6: キューの構成を確認する

DCPS$STARTUP.COM に指定した値は,DCPS で構文だけがチェックされます。そして,この値は適切な OpenVMS ユーティリティに渡され,エラーがあるときには,これらのユーティリティがエラーを報告します。これらの OpenVMS コマンドから出力されるエラー・メッセージについての説明は, OpenVMS のドキュメントを参照するか, HELP /MESSAGE ユーティリティを使用してください。

注意

DCLコマンド・プロシージャをデバッグし,情報をファイルに記録するには,次のコマンドを使用します。


$ SET HOST hostname /LOG [/LAT | /TELNET ]
$ SET VERIFY

また,DCPS$STARTUP.COMで実行キュー定義のパラメータP8の値を1に設定しておけば,自動的な記録が可能です。

11.3.2 ローカルに接続されたシリアル・プリンタが印刷を停止したときの処置

プリンタが印刷を停止した場合には,次の処置を実行してください。

PRINTコマンド,コンソール出力,およびOPCOMログからの通知メッセージも含めて,すべてのメッセージを確認した後,問題の原因が明らかにならない場合には,ステップ1に進んでください。

ステップ1: IVPデータ・シートを印刷する

SYS$COMMON:[SYSTEST.DCPS]から次のインストレーション検証プロシージャ(IVP)・ファイルを印刷してください。

DCPS$IVP_ANSI.DAT
DCPS$IVP_POST.DAT
DCPS$IVP_REGIS.DAT
DCPS$IVP_TEK4014.DAT
DCPS$IVP_PCL.DAT
DCPS$IVP_PROPRINTER.DAT

ファイル名のアンダースコアの後に示されている,適切なDATA_TYPEパラメータ値を各ファイルに対して使用してください。たとえば,DCPS$IVP_REGIS.DATを印刷するには,次のPRINTコマンドを使用します。


$ PRINT/QUEUE=queue-name/PARAMETERS=(DATA_TYPE=REGIS)- /NOTIFY SYS$COMMON:[SYSTEST.DCPS]DCPS$IVP_REGIS.DAT

ファイルが印刷されない場合には,ステップ2に進み,ファイルにユーザ・エラーがないかどうかを確認してください。

IVPファイルのいずれかが印刷されない場合には,次のコマンドを使用して,トランスレータ実行ファイルが存在するかどうかを確認してください。


$ DIR SYS$SHARE:TRN$*.*


Directory SYS$COMMON:[SYSLIB] 
 
TRN$ANSI_PS.EXE;     TRN$DDIF_PS.EXE;     TRN$REGIS_PS.EXE;  
TRN$TEK4014_PS.EXE;  TRN$PCL_PS.EXE;      TRN$PROPRINTER_PS.EXE; 
 
Total of 6 files. 

正しいファイルが存在する場合には,ステップ2に進んでください。

ファイルがない場合には, DECprint Supervisor ソフトウェアを再度インストールしてください。

ステップ2: ファイルにユーザ・エラーがないかどうかを確認する

特定のファイルが正しく印刷されない場合には,プリント・ジョブから出力されたトレーラ・ページを調べ,問題の原因を示すメッセージが出力されていないかどうかを確認してください。エラー・メッセージの説明とエラーからの回復方法については,『 DCPS ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

ファイルがPostScriptファイルの場合には,エラーはPostScriptファイル自体にあるか,またはそのPostScriptファイルを作成したアプリケーションにあります。弊社から提供されたアプリケーションを使用している場合には,弊社のカスタマ・サポート・センターに連絡し,問題の報告を提出してください。

ファイルがPostScriptファイル以外の場合には,エラーは変換処理にあります。弊社が提供したトランスレータを使用している場合には,弊社のカスタマ・サポート・センターに連絡し,問題の報告を提出してください。

プリンタとホストの間のシリアル通信ケーブルが切断され,後で再接続されたときは,場合によっては,プリンタで実際に何も実行されていないのに,アクティブ・プリント・ジョブが" Printing "という状態を表示することもあります。この場合には,プリンタの電源を切断し,再投入した後,正しく実行されなかったプリント・ジョブをキューに再登録してください。

注意

プリンタをホストに再接続する場合には,プリンタの電源を一度切断した後,再投入してください。プリンタの電源を切断した後,再投入すれば,プリント・シンビオントとプリンタの間の同期が正しくとられます。

11.3.3 LAT プリンタで印刷できないときの処置

ネットワーク環境では,複数の別々に管理されるシステムが同じプリンタをアクセスできます。したがって,プリンタで印刷できない場合,どのノードがプリンタを制御しているかを判断しなければなりません。

この後の項では,ネットワーク環境のプリンタで発生した問題を解決する方法について説明します。

  1. プリンタを制御するノードの判断:

  2. プリンタで発生した問題の解決:

  3. 問題解決のためのその他のヒント:


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