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HP OpenVMS Systems
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HP OpenVMS

HP OpenVMS
V8.3-1H1 for Integrity Servers
新機能およびリリース・ノート


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DELETE UNIT

ドライブからユニットを削除します。ディスクが OpenVMS 上でマウントされているかどうかにかかわらず,選択したユニットを削除する前に,続行するかどうか確認を求められます。

たとえば,ディスクが OpenVMS ノードにマウントされている場合,確認のためのプロンプトが表示されるのに加えて,ディスクがマウントされていることが表示されます。

注意

ユニットが削除された後,そのユニット番号は,新しいユニットに手動で割り当てるまで使用されないままになります。

ユニットを削除しても,ユニット番号は自動的に再割り当てされません。

ディスクまたはディスク・グループ上に複数のユニットが作成されている場合,最後に作成したユニットだけが削除できます。

ディスクまたはディスク・グループ上に作成したユニット番号とその順序の記録を必ず保管してください。


形式

DELETE UNIT ユニット番号 / 修飾子


パラメータ

ユニット番号

ユニット番号の範囲は 0 〜 31 です。

修飾子

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

#1

MSA> DELETE UNIT 4 

この例では,ユニット 4 が削除対象のユニットです。これは,ADD UNIT コマンドで作成するときに指定したのと同じユニット番号です。

EXIT

MSA$UTIL プログラムを終了します。

FLASH FIRMWARE

指定したコントローラのファームウェアを更新します。使用するファームウェア・ファイルの名前を指定します。

形式

FLASH FIRMWARE ファームウェア・ファイル名 / 修飾子


パラメータ

ファームウェア・ファイル名


修飾子

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

HELP

現在サポートされているすべての MSA$UTIL コマンドと,そのパラメータおよび修飾子を表示します。次の形式で入力します。ここで verb は個別のコマンドです。

形式

HELP <verb>


パラメータ

verb


#1

 MSA> Help ADD 
 
   ADD 
 
     UNIT 
 
      ADD UNIT is used to create UNITs (logical storage units comprising 
      one or more hard drives). 
 
 Format: 
 ADD UNIT <unit_n> <qualifiers> 
 
 Parameters   Qualifiers   Examples 

このコマンドは,ADD コマンドとそのパラメータの説明を表示します。

LOCATE

指定したドライブの LED を点滅させます。これらの LED は,取り付けられているストレージ・エンクロージャの前面にあります。

注意

LOCATE コマンドに制限時間を指定しない場合,LED は 30 秒間点滅します。


形式

LOCATE/TIME=xxx パラメータ / 修飾子


パラメータ

ALL

MSA ストレージ・サブシステムに接続されているすべてのドライブを点滅させます。

BUS バス番号

指定したバスに接続されているディスクを点滅させます。

CANCEL

現在の LOCATE 操作を取り消します。

DISK ディスク番号

指定したドライブを点滅させます。ディスクはベイ番号で識別されます。

UNIT ユニット番号

指定したユニットに構成されているディスクを点滅させます。


修飾子

/TIME=時間

ディスクの LED を点滅させる時間 (秒数) を指定します。これはオプションの修飾子であり,デフォルトは 30 秒です。

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

#1

MSA> LOCATE ALL 

このコマンドは,ストレージ・エンクロージャに取り付けられているすべてのドライブの位置を特定します。

#2

MSA> LOCATE BUS 1 

このコマンドは,SCSI バス 1 のすべてのドライブの位置を特定します。

#3

MSA> LOCATE UNIT 1 

このコマンドは,ユニット 1 のすべてのドライブの位置を特定します。

#4

MSA> LOCATE DISK 102 

このコマンドは,ドライブ 102 の位置を特定します。

READ FIRMWARE

コントローラ上にファームウェア・イメージを読み込みます。

注意

Smart Array 5300 および Smart Array 6400 シリーズのコントローラでのみサポートされています。


形式

READ FIRMWARE ファームウェア・ファイル名 / 修飾子


パラメータ

ファームウェア・ファイル名

ファームウェア・イメージのファイル名を指定します。

修飾子

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

RESET THIS_CONTROLLER

指定したコントローラに対し,コントローラ・リセットを発行します。

形式

RESET THIS_CONTROLLER パラメータ / 修飾子


パラメータ

CONTROLLER_TYPE

指定したコントローラに対し,コントローラ・リセットを発行します。

注意

MSA1000/1500 コントローラに対してのみ使用できます。


修飾子

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

#1

MSA> RESET THIS_CONTROLLER 

RESET OTHER_CONTROLLER

コントローラに対してリセットを発行します。このコントローラの状態は, ACTIVE または STANDBY のどちらかです。

形式

RESET OTHER_CONTROLLER / 修飾子


パラメータ

CONTROLLER_TYPE

指定したコントローラに対し,コントローラ・リセットを発行します。

注意

MSA1000/1500 コントローラに対してのみ使用できます。


修飾子

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

#1

MSA> RESET OTHER_CONTROLLER 

SCAN ALL

Smart Array コントローラにスキャン・メッセージを送信し, SCSI バスをスキャンして,新しいディスクや交換されたディスクを検出するように指示します。スキャンが完了すると,そのディスク・グループ内に構成されているすべてのユニットに対し,論理ボリュームの再構築操作が実行されます。

このコマンドは,I64 プラットフォーム上の Smart Array に接続されている内部ディスク・エンクロージャに対してのみ使用できます。

注意

ボリュームの再構築についての詳細は, START RECOVER コマンドを参照してください。


形式

SCAN ALL


パラメータ

なし

修飾子

なし

#1

MSA> SCAN ALL 

SET CONTROLLER

コントローラのデバイス名をデフォルトのコントローラとして選択します。デバイス名の形式は ddcu: です。各項目の意味は以下のとおりです。

dd はデバイス・コードです。

c はコントローラの指定です (A 〜 Z)。

u はユニット番号です (0 〜 9999)。

このコマンドは,SHOW CONTROLLER と SHOW VERSION 以外のすべての SAS ユーティリティ・コマンドを入力する前に実行する必要があります。

注意

SET CONTROLLER コマンドは,SET ADAPTER コマンドと同じです。


形式

SET CONTROLLER [ddcu:] / 修飾子


パラメータ

なし

修飾子

/DEFAULT

デフォルト・コントローラを指定します。

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

#1

MSA> SET CONTROLLER $1$GGA105: 

このコマンドは,コントローラ $1$GGA105 をデフォルトのコントローラとして設定します。

SET GLOBALS

拡張の優先順位,読み書き比率,システム名を設定します。

形式

SET GLOBALS / 修飾子


パラメータ

なし


修飾子

/EXPAND_PRIORITY=(LOW | MEDIUM | HIGH)

デフォルト・コントローラの動作を設定します。

拡張の優先順位を指定します。アレイを拡張する際に,入出力 (I/O) 操作に対するアレイ拡張の優先順位を設定するために使用します。次の形式で指定します。


/EXPAND_PRIORITY=(LOW | MEDIUM | HIGH) 

/READ_CACHE=

READ コマンドで使用するキャッシュの割合 (%) を指定します。

指定できる値は 0 〜 100 です。次の形式で指定します。


/READ_CACHE=(AUTOMATIC | パーセント) 

注意

/READ_CACHE 修飾子と /WRITE_CACHE 修飾子の値の合計が 100 になるようにする必要があります。

/REBUILD_PRIORITY=(LOW | MEDIUM | HIGH)

RAID ボリュームの再構築の優先順位を指定します。

アレイを再構築する際に,入出力 (I/O) 操作に対するアレイ再構築の優先順位を設定するために使用します。優先順位の低い拡張または再構築は,アレイ・コントローラが通常の I/O 要求の処理で忙しくないときにだけ実行されます。この設定では,通常の I/O 操作に与える影響が最小限になります。しかし,再構築中に別の物理ドライブが障害になった場合にデータが失われる危険性が高くなります。次の形式で指定します。


/REBUILD_PRIORITY=(LOW | MEDIUM | HIGH) 

/WRITE_CACHE=

WRITE コマンドで使用するキャッシュの割合 (%) を指定します。

値の範囲は 0 〜 100 です。

注意

/READ_CACHE 修飾子と /WRITE_CACHE 修飾子の値の合計が 100 になるようにする必要があります。

/SYSTEM_NAME=名前

コントローラに割り当てる名前を指定します。

名前は,任意のユーザ定義の英数字文字列を表し,最大文字数は 20 文字です。

注意

/SYSTEM_NAME 修飾子は, Smart Array コントローラではサポートされません。

/VERBOSE

技術的な詳細ログを表示します。

#1

MSA> SET GLOBALS/EXPAND_PRIORITY=HIGH/REBUILD_ 
                     PRIORITY=HIGH/SYSTEM_NAME="XXX"/READ_CACHE=50/ 
                     WRITE_CACHE=50 
 
                     Example MSA$UTIL response for SHOW GLOBALS: 
 
                         Controller: _$1$GGA1002: (DEFAULT) 
                         Global Parameters: 
                         System Name: ITA8.2-1 
                         Rebuild Priority: high 
                         Expand Priority: low 
                         Total Cache: 256MB 
                         25% Read Cache: 64MB 
                         75% Write Cache: 192MB 

SET UNIT

既存ユニットの属性を変更します。

形式

SET UNIT ユニット番号 / 修飾子


パラメータ

ユニット番号

ユニット番号の範囲は,0 〜 31 です。


修飾子

/ADG

既存ユニットの RAID タイプが Advanced Data Guard (ADG) であることを指定します。現在の任意の RAID レベルから ADG に移行するためには,必ず /MIGRATE 修飾子とともに使用します。

/CACHE

ユニットでコントローラのキャッシュを使用するかどうかを指定します。キャッシュはデフォルトで有効になっています。キャッシュを無効にするには, SET UNIT コマンドまたは ADD UNIT コマンドで /NOCACHE 修飾子を使います。

/DISK

ユニットを構成するために使用するディスクを指定します。複数のディスクを指定する場合は括弧で囲みます。既存のユニットで使われているディスクを拡張するために,次の形式で指定し,必ず /EXPAND 修飾子とともに使用します。


/DISKS=(ディスク番号[,...]) 

注意

/DISK 修飾子は,必ず /EXPAND 修飾子とともに使用してください。

/EXPAND

指定した論理ユニットとディスクまたはディスク・グループ内のすべてのユニットが,より多くのディスクを使用できるようにします。 /EXPAND 修飾子は,論理ユニットのサイズを拡張するのではなく,より多くのディスクを追加し,各ディスク上の領域を増やします。

論理ユニットのサイズを拡張するには,ユニットを拡張した後に /EXTEND 修飾子を使用してください。

ドライブ・グループ内のユニットを拡張する際,一部のユニットの RAID レベルが変わることがあります。たとえば, 2 つのディスクを持つ RAID 1 のユニットを 3 つのディスクに拡張すると, RAID レベルは RAID 5 に変わります。これは, RAID 1 のユニットは奇数個のディスクをサポートしていないためです。

ユニットを拡張するとき,同じドライブ・セット上に他のユニットがあると,すべてのユニットでボリュームが拡張されます。次の形式で入力します。


SET UNIT ユニット番号/EXPAND/DISKS=ディスク・レンジ 

注意

ディスク・レンジの値は,拡張前のディスクと追加ディスクの両方を含んでいる必要があります。たとえば,101, (101,112,314, ...) となります。

/EXPAND 修飾子を指定する場合,/DISK 修飾子だけを使用してください。

注意

修飾子 /EXTEND,/EXPAND,および /MIGRATE は,既存ユニットの属性を変更するために, SET UNIT コマンドでのみ使用できます。

/EXTEND

既存の論理ユニットのサイズを拡張します。ユニットの新しいサイズを指定するには, /EXTEND 修飾子とともに /SIZE 修飾子を使用します。指定するサイズは,現在のユニット・サイズよりも大きくなくてはなりません。ユニットを拡張するとき,同じドライブ・セット上に他のユニットが存在する場合は,必要な追加サイズ分の領域を空けるために,一部のユニットが移動されることがあります (つまり,ボリュームが拡張されます)。

SET UNIT/EXTEND コマンドでユニット・サイズを拡張し,他のコマンドが正常に完了した場合でも,拡張したサイズは,他の手順 (SET VOLUME/EXTENSION など) を DCL コマンド・プロンプトで正常に実行した後にしか有効になりません。詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル(上巻)』を参照してください。

次の形式で入力します。


SET UNIT ユニット番号 /EXTEND/SIZE=値 

注意

修飾子 /EXTEND,/EXPAND,および /MIGRATE は,既存ユニットの属性を変更するために, SET UNIT コマンドでのみ使用できます。

/IDENTIFIER

OpenVMS で使用するユニット番号を指定します。 ID の値の範囲は,0 〜 9999 です。

注意

/IDENTIFIER 修飾子は,Smart Array コントローラでは不要です。

/JBOD

RAID タイプが JBOD であることを指定します。これは RAID 0 と同じです。

/MIGRATE

既存の論理ユニットの,フォールト・トレランス (RAID) レベルまたはストライプ・サイズ,あるいはその両方を移行します。ユニットを移行するとき,同じドライブ・セット上に他のユニットがある場合は,一部のユニットでボリュームが拡張されることがあります。


SET UNIT ユニット番号/MIGRATE [/RAID_LEVEL=R] [/STRIPE_SIZE=S] 

ここで,ユニット番号 は 0 〜 31,R は 0,1,5 のいずれか, S は 8,16,32,64,128,256 のいずれかです。

注意

/RAID_LEVEL 修飾子の代わにり /ADG 修飾子または /JBOD 修飾子を使用することもできます。

/MIGRATE 修飾子では, RAID レベルとストライプ・サイズだけを変更できます。

予備ディスクを持つ RAID ユニット (RAID 1,RAID 5 など) を RAID 0 ユニットや JBOD ユニットに移行することはできません。

注意

修飾子 /EXTEND,/EXPAND,および /MIGRATE は,既存ユニットの属性を変更するために, SET UNIT コマンドでのみ使用できます。

/RAID_LEVEL=レベル

ユニットの RAID タイプを指定します。この修飾子でサポートされる値は 0 (データ・ストライプ), 1 (データ・ミラー),および 5 (ストライプ・パリティ付きデータ・ストライプ) です。

注意

/RAID_LEVEL 修飾子は,必ず /MIGRATE 修飾子とともに使用してください。


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